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愛犬とのドライブの楽しみ方。準備や乗せ方にコツが!

この記事を読むのに必要な時間は約 9 分です。

愛犬とのドライブの楽しみ方。準備や乗せ方にコツが!

愛犬とドライブに出てみませんか?

猫と比べて、犬は飼い主とのドライブに
向いているんですよ。

なぜなら、猫はなじみの場所から
離れると不安を感じるのに対し、
犬は、信頼する飼い主がいれば知らない
場所でも柔軟に
対応してくれる
動物だからです。

実際、愛犬を連れてドライブしている
人を
よく見かけませんか?

ドッグランやドッグカフェ、
ハイキングやサーフィンなど、愛犬を
連れて行ける場所も
たくさんあります。

中には、犬を飼う動機が、
「愛犬とドライブがしたかったから」
という人もいるのではないでしょうか。

今回は、愛犬とのドライブの
楽しみ方についてお伝えしていきます。

これからやってみたいと思っている人は、
ぜひ参考にしてみてください!

愛犬とのドライブは
いつもと違うの?


「愛犬も家族の一員なんだから、
いつものドライブと同じように、
気軽に楽しめばいいんじゃない?」と
軽く考えるのは少し危険。

犬は人とは違う動物です。

不調を訴えることや
危険を予測することができません。

その上、どこへ行くのか、
どのくらい乗っている必要が
あるのか分からないので、
緊張や不安が起こりやすいもの。

しっかりフォローしてあげなければ
いけませんね。

①愛犬の体調管理が前提

実は、犬は車酔いしやすいんです。

体重が軽い分揺れに影響されて
しまいます。

嗅覚が敏感なので、
車の匂いで酔ってしまう原因にも。

事前にかかりつけの獣医師に相談し、
酔い止めの薬をもらっておきましょう。

遠出する時は、出かける30分前には
酔い止めを飲ませておくのが無難です。

・あくびを連発する

・よだれが増える
・呼吸が荒い
・吐く

これらは車酔いの症状。

このような時は、
早めに休憩してあげてください。

また、温度にも気を遣う必要が。

夏場は、クレートは蒸し暑く、
ハッチバックは直射日光が当たり
予想以上の温度になっていることも。

犬は暑さに強いとは言えないので、
飼い主が配慮する必要がありますよね。

②いつもよりこまめな休憩が必要

慣れてくればいいのですが、
初めてドライブへ行くときなど
愛犬は緊張しています。

普段より早めに休憩をとって、
外の空気を吸わせ、
トイレもさせてあげるなどの
思いやりが必要ですよね。

③ごはんは早めに済ませておく

ドライブする前は、消化の良いものを
早めに食べさせておくのが無難。

空腹は車酔いの原因ですが、
食べ過ぎや消化の悪いものも
吐きやすくなるので注意しましょう。

④リードを着脱する時に
 危険がある


ドアやハッチバックを開けたまま、
リードを着脱することがあります。

そんな時、外に出られると喜んだ犬が
飛び出してしまう可能性も…。

駐車場は危険がいっぱいですので
気を付けましょう。


犬を車に乗せる方法と注意点


外国の映画では、
オープンカーやバイクなどで、
飼い主と颯爽とドライブする犬を
見たことがありませんか。

でも、実際は愛犬の安全を考えると、
そうはいかないようです。

①クレートに入れる

普段使っているクレートを持ち込みます。

愛犬が入ったクレートを、
シートベルトでしっかり固定。

中に古いタオルなどを入れて、
中で揺れにくくするのもおすすめです。

たまに、運転手が愛犬を膝に
抱きながらドライブしているのを
見かけますが、これは違反行為です。

道路交通法違反というだけでなく、
犬が開いた窓から落ちてしまったり、
自由に動いて運転席の足元に
入る危険が。

カートやバギーのまま乗せるのも
やめましょう。

ドアを開けた瞬間、飛び出して
事故に合うかもしれないからです。

②座席やハッチバックに座らせる

乗せる場所も大切です。

同乗者がいるかどうかや、
季節、犬の大きさなどによって
その都度考える必要があります。

大型犬の場合、汚れ防止のシートを
敷いて
座席に直に座らせることも
多いでしょう。

この場合、犬用のシートベルトを
使う方法もあります。

シートベルトも
色々な形のものが出回っているので、
愛犬に合う物を吟味してください。

飛び出し防止のガードを
座席に取り付けることもできるので、
愛犬が落ちないように工夫しましょう。

▶後部座席やハッチバックに乗せる場合

犬を後部座席やハッチバックに
乗せることはごく一般的なこと。

後部座席は運転に支障が出にくいので、
同乗者がいるならおすすめです。

大型犬なら、ハッチバック全体を
クレート替わりに使うことも。

ただし、どちらも運転席との温度に
差が出やすいので注意しましょう。

▶助手席に乗せる場合

同乗者がいない時や常に目の届く所に
置いておきたいという飼い主は、
助手席に乗せるといいでしょう。

ただし、危険のないよう、
前述のシートベルトや
飛び出し防止ガードなどできちんと
対策することが前提ですが。

犬を車に乗せる時は
その他にも注意点が…


①いきなり長時間のドライブを
 しない


はじめは、エンジンが止まっている車に
慣らすことから始め、少しずつ
ドライブの時間を長くしていきましょう。

②お気に入りの物を持っていく

緊張や不安を和らげるために、
いつも使っている毛布や
おもちゃを持っていきましょう。

③事前にトイレを済ませる

車内を汚してしまっては大変ですよね。

トイレを我慢していると、
車酔いもしやすくなるので、
出発前に済ませておきましょう。

④車内に放置しない

エアコンを止めた車中の
車内温度は、急激に上がります。

テレビで、車内放置によって
子どもが亡くなる事件を
見たことがあると思いますが、

「トイレに行くだけ」
「サービスエリアのお店を見てくる」
飼い主だけ車をはなれるのは、
愛犬の命を危険にさらしかねないので
絶対やめましょう。

いかがでしたか。

・愛犬とのドライブを楽しむために、
 飼い主には配慮や自覚が必要

・愛犬のことを中心に考えて計画、
 準備する

ということをポイントにお伝えしました。

小さい子どもさんがいる方は経験が
あると思いますが、ドライブは
楽しいけど色々と準備が必要です。

愛犬とのドライブも、同じような感覚で、
楽しむといいかもしれませんね。


{あとがき}


わが家で以前飼っていた
ほたるという
ワンコを、
私たち飼い主は不覚にも
‘嚙む犬’ にしてしまいました。

それ以降の私たちの犬との生活は
不幸なものになってしまったのです。

そんな生活の中でも救いだったのは、
ほたるが私たちとのドライブが
大好きだったこと。

どれほど好きだったかは、冒頭の写真が
物語っているかと…。

ドライブだけでなく、アウトドア全体が
大好きなワンコでした。

噛む犬にしなかったら、私たち飼い主も
ほたるも
もっと楽しく幸せな生活が
送れたはず。

噛む犬には絶対してはいけなかった、
してしまったら、直してあげなければ
いけなかったのです。

‘後悔先に立たず’です。

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