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動物病院の選び方にコツはある?長いお付き合いになるから

この記事を読むのに必要な時間は約 8 分です。

動物病院の選び方にコツはある?長いお付き合いになるから

犬を飼ったらまずすることは、
かかりつけの動物病院を選ぶことです。

病院を決めていなかったばかりに
間に合わず命が助からなかった、などと
いう悲しすぎることが起こらないように。

今はペット関連の病院もあちこちで
見受けられるようになりました。

その中から愛犬やその飼い主さんと
相性の良い病院を一度ですぐ見つけ
られればラッキーかもしれませんが、

だいたいにおいて動物病院の選び方は
そんなに簡単ではありません。

特に噛む犬など問題犬の場合は・・・。

動物病院を選ぶときは次のような
ポイントがあります。

①家から近い

②保険証型の動物健康保険に対応している

③確かな情報収集

そして、ここぞという病院の候補が
上がったら、

①実際その病院で診察を受けてみる

②その際、飼い主さんは獣医師に
 いろいろと質問や相談をしてみる

③夜間や救急時の対応をしている病院を
 探すことも忘れずに

ということを実行してみましょう。

ここから解説していきます。

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動物病院の選び方

①家から近い

やはり距離的に近い方が、愛犬に何か
あったとき迅速に対応できます。

何か理由がある場合を除き、
近くを選びましょう。

②保険証型の動物健康保険に対応

ペット保険というと、診断書を送付して
請求し後から振込まれる、という形が
今までは一般的でした。

ですが今は、ペット保険も人間の
健康保険証の制度のように、

受付で健康保険証を提示して
自己負担のみで窓口精算できるという
保険証型に進化してきているんです。

この保険証型を取り入れるには、
動物病院にとって増大なコストが
掛かるようです。

にもかかわらずこの制度を取り入れて
いるということは、ペットと
その飼い主のことを親身になって
診てくれる動物病院、と考えられます。

ですので、上記①と②は選ぶ際の
有力候補に入れていいでしょう。

③確かな情報収集

1)
一番身近で信頼できる情報源として、
ペットを飼っているご近所や友人、
知人、犬と散歩中の飼い主さんが有力。

このような人たちが、実際通っている
動物病院に対する評判や感想は、
確かな情報として心強いものです。

2)
次に情報源として挙げられるのが、
インターネットです。

‘動物病院’ や ‘ペットクリニック’ で
検索すると、お住まいの市町村ごとに
探すことができますし、

病院に対する利用者の評価も
掲載されているので探しやすいです。

良さそうなところが見つかったら、
その病院で出しているホームページに
いって情報を収集しましょう。

また、日本獣医師会や
日本動物病院協会のホームページにも、
全国の動物病院の情報が載っています。

特に日本動物病院協会の
ホームページには、高基準で認定された
犬や猫の内科・外科専門獣医師や

救急動物病院が掲載されているので、
かなり参考になるのではないでしょうか。

また、獣医師会に関しては、
各市区町村の保健所が出している
ホームページに載っているので、
参考にしてみるのもいいかもしれません。

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動物病院の候補が絞れたら

①実際その病院で診察を受ける

いろいろな情報源をもとに、
ここぞという病院を見つけたら、実際
愛犬を受診させましょう。

②質問や相談をしてみる

そして、飼い主であるあなたが獣医に
いろいろ質問や相談をしてみることです。

診察を受けて、医師と話したりしないと
わからないですから。

というのも、愛犬と医師との相性も
重要ですが、実際問題、飼い主である

あなたと医師が良好なコミュニケーション
を取れることの方が、いろいろと
スムーズにいくからです。

中には、医師とコミュニケーションが
うまく取れないなどの理由で、

「ここ合わないかも…」

と転院を考える人もいるでしょう。

でもあきらめる前に考えてみてください?

お医者さんにしてみれば、

「飼い主さんから質問がないから、
 今話したことはほぼ理解して
 くれたんだろう」

と思っているかもしれませんよ。

飼い主さんが何を質問したらいいか
わからない時は、もう開き直って

「何を質問したらいいかわかりません」

と言っていいんです。

かえって、いい答えを返してもらえる
かもしれませんよ。

愛犬のためです、転院する前に今一度、
お医者さんとしっかり話をしてからでも
いいのではないですか?

それからでも遅くないですよ、
次を考えるのは。

やるべきことをやらずに転院を繰り返し、

「動物病院全部が信用できなくなった」

などということは絶対避けたいですね。

そうなると、何よりあなたの愛犬が
可愛そうですから。

※関連記事※
動物病院に不信感を抱いてしまったが転院した方がいい?

③夜間や救急時の対応を確認

選んだ病院が、夜間や救急対応して
くれる病院ならベストですが、
そうでない場合は別に探しておくと
安心です。

今お世話になっているお医者さんに
尋ねてみるのも有りです。

あとは、やはり周囲の人たちの評判や
口コミとか、ネットで
‘ペット 夜間救急病院’ で検索ですね。

 

愛犬が病院にお世話にならなければ
いけなくなったとき、愛犬のことを第一に
考えてくれる理想の動物病院や獣医師に
出会うことができたら本望ですね。

あとがき

わが家の‘ほたる(ポメ×豆柴、♀)’を
飼い始めたときの病院は、既に
ポメラニアンを飼っていた友人からの
紹介で選びました。

ただ、そのクリニックは開業間もなく、
医師もスタッフもまだ慣れていない様子。

ほたるがおとなしかった生後半年くらい
までは、そこのクリニックで良かったの
ですが、甘噛み時代に突入しヤンチャに
なってくると、

(本気噛みかと思うほど甘噛みが
 ひどかったのです)

獣医さんもスタッフの方も目に見えて
扱えなくなってきているのが
わかりました。

紹介してくれた友人にまた相談したら、
「ごめん、そこは開業したばかりで
 犬の扱いに慣れていないかも」
と。

その友人のポメちゃんはおとなしかった
からそこでも良かったのですが…。

正直、
「こんなんでこのペットクリニック、
 やっていけるのかな?」
と思ってしまいました。

そのことを話したら友人は、
そのポメちゃんが少し重い症状のとき
診てもらっているという、

地元で昔から開業していて評判が良い
別のクリニックを紹介してくれました。

転院した結果、こちらのクリニックは、
ほたるのような噛む犬の扱いも手馴れた
ものでした(注射やワクチン時の保定役は
夫という、連係プレー)。

この2か所目のクリニックで落ち着き、
ほたるが旅立つまでの11年と10ヶ月、
お世話になりました。

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