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動物病院に不信感を抱いてしまったが転院した方がいい?

この記事を読むのに必要な時間は約 11 分です。

動物病院に不信感を抱いてしまったが転院した方がいい?

せっかく選んだ動物病院も
通っているうちに
不信感を抱いてしまうことがあります。

それはどんな時でしょう。

①医師に聞き返すと不機嫌になるので
 聞きたいことも聞けない

②問診や触診、検査をしてくれない

③愛犬が入院した時、深夜一度も様子を
 見てくれず放置される

④犬がおとなしいうちは良かったが
 問題犬(人を噛むなど)になったら
 診察拒否された

⑤医療費やワクチンの接種料金が
 他の動物病院に比べて高額

⑥低料金だが医療設備不足と不衛生な
 入院部屋

⑦セカンドオピニオンを持ち出すと
 不機嫌になる

⑧スタッフの入れ替わりが激しい

動物病院にこのような不信感を
持った時はどうしたらいいでしょう。

ここから解説していきます。

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動物病院に不信感を抱くのはどんな時?

①聞きたいことも聞けない

愛犬の病状や治療法、家庭での過ごし方、
薬のことなど、専門用語が多く、

一度で理解できずに聞き返すと
不機嫌になるので、
聞きたくても聞けないことがあります。

医師の言っていることが難しくて
理解できず聞き返しているのに…

素人である患者にわかりやすく物事を
伝えられないものでしょうか?

そんなときは、聞く勇気もなかなか
出ませんし不安ばかりが残ります。

いくら腕が良かったとしても、
こういう動物病院は避けたいものです。

②問診や触診、検査をしてくれない

問診も触診もせず、検査の結果だけで
判断する獣医師もいるんですよ。

このような場合も不信感満載ですよね。

中には、検査さえしてくれない病院も。

人間が病院にかかる時にもいえますが、
問診・触診・検査(検査が必要ない
ケースもありますが)は診察の基本中の
基本です。

何のために動物病院を開いて
いるんでしょうか?

③犬が入院した深夜一度も様子を見ない

こういうことがあると
「何のための入院だ」
と不信感というか、もう怒り心頭です。

でも、悲しいことに病状がよほど
重い場合や極一部の大学病院などを
除いて、ほとんどの動物病院では

入院中の夜間は無人になる、というのが
現状とか。

動物病院に入院したときの夜間事情に
関しては、今後まだまだ改善される
ことを願っています。

④犬が凶暴になった途端、診察拒否

動物病院に不信感を抱くのはどんな時?

甘噛みが激しくなく扱いやすいうちは
愛想良く診てくれていた医師やスタッフ。

それなのに、甘噛みがひどくなったり
問題犬(人を噛むなど)になった途端、
診察はできないと言われた日には
信頼も何も吹っ飛んでしまいますよね。

しつけがちゃんとできない飼い主の方も
悪いのですが。

あとがきに書きましたが、うちの場合も
これとまったく同じ経験をしました。

⑤料金が他の動物病院に比べて高額

今かかっている動物病院の医療費や
ワクチンの接種料金、他の病院に比べて
高いと思うことありませんか?

どうして動物病院によってこんなに
医療費にばらつきがあるのか。

それは、動物の医療費は獣医師が自由に
決めてもいい ‘自由診療’ だから。

だいたいは、医療レベルの差が
料金の差に比例するといわれますが、

だからと言ってレベルが高い病院の
料金が高いとも限らないのが
選ぶ側の難しいところです。

獣医師の中には、営利目的で
開業している人も少なくないとか。

こういうことでも不信感を抱いて
しまいますよね。

⑥低料金だが医療設備不足や不衛生な入院部屋

料金が良心的だと思い選んだ動物病院、
フタを開ければ設備が揃って
いなかったなんて…信頼感ゼロですよね。

安いはずだと、妙に納得したりしている
場合ではないです。

低料金でもちゃんと設備が整っている
ところはあるはずですから。

また、犬が入院している部屋が
汚いなんてことも。

ただでさえ心細い思いをさせている上に
これじゃあかわいそう過ぎます。

最初、病院内はちゃんと掃除されて
いるかをチェックできても、
入院部屋まではわかりませんから。

入院してから退院するまでの間、
犬との面会をさせない病院は注意が
必要です。

⑦セカンドオピニオンを持ち出すと不機嫌になる

本当に動物が好きな獣医師なら、
なんとしてでも病気を治してあげたいと
思うはず。

それなのに不機嫌になるなんて、
意味がわかりません。

こういう動物病院からはさっさと
離れた方が賢明ですね。

⑧スタッフの入れ替わりが激しい

来るたびにスタッフが入れ替わって
いたりすると、

内部で何かトラブルでもあって
スタッフの連携が取れていないんじゃ…、
などと思ってしまいます。

こういうことは治療体制にも表れるもの
なので、大切なペットを任せられません。

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動物病院に不信感、どうしたらいい?

①ご近所や友人などに聞いてみる

動物病院に不信感、どうしたらいい?

愛犬のためにせっかく選んだ病院でも、
実際かかってみると

「こんなはずじゃなかった…」

ということも珍しくありません。

こういう場合、犬を飼っているご近所や
友人に聞くのが一番確実ですね。

②話せばわかる獣医師らしい

ご近所や友人にリサーチした結果
話せばわかる先生なら、気になっている
ことを話してみましょう。

この時、攻撃的に出てはダメですよ。

落ち着いて穏やかな感じで…。

もし、
「医師もスタッフも忙しそうで
 質問できる雰囲気でない」

などと思っているなら、

愛犬の命に関わることでもあるので、
そんなことを言っている場合では
ないです。

ここは勇気を出して話してみるしか
ありません。

よほど人間性の悪い医師でない限り
普通に対応してくれると思いますから。

③「転院した方がいいよ」だったら

もし、「あそこ話聞いてくれない」なんて
評判悪かったり転院を進められたら、
あるいは自分で聞いた時納得いかない
対応だったり、

これ以上聞くことが気分的にも厳しい
ようでしたら、
すぐにでも転院やセカンドオピニオンの
検討をおすすめします。

今は口コミや評判などで、いくらでも
いい動物病院が見つかる時代ですから。

セカンドオピニオンのシステムにしても、
日本はもっと取り入れていった方が
いいと思うのですが…。

 

愛犬が病気になったときの
頼みの綱である病院に不信感を
抱くことこそ不幸なことはありません。

でもそうなった場合、こことは縁が
なかったと割り切ってさっさと
次を当たればいいことです。

きっと、本当に動物好きな獣医さんや
スタッフさんがいる、
そしてあなたと波長の合う動物病院が
見つかると思います。

【こんな記事も読まれています】
>>動物病院で噛む犬を受診させる方法。わが家のケースは?

あとがき

わが家のほたるというワンコは、11歳と
10ヶ月で旅立ったのですが、

その最後の最後にかかりつけの
ペットクリニックに不信感を抱いて
しまったのです。

正確には獣医師にではなく、電話に出た
若い男性スタッフにですが。

あの時、

「ほたるはもうだめかも」

と思いながらも、
いつものこのクリニックを予約しました。

ところが、予約時間の30分くらい前に
ほたるが亡くなってしまったので、
予約のキャンセルをしようと
電話したのです。

そして、

「先ほどほたるが亡くなりましたので
 申し訳ありませんがキャンセル
 させてください」

と言ったところ、電話に出た若い男性
スタッフが、せかせかした様子で

「そうですか、わかりました」

という淡々とした一言だけでサッサと
電話を切ったのです。

「おいおい、何か言葉をかけるとか
 ないのか?
 お気の毒でしたとかなんとか…」

悲しみに打ちひしがれている中、
さらに心にダメージを加えられるような
出来事でした。

もし今後この動物病院にお世話になる
ことがあったり(ないと思うけれど)、
誰かに病院を紹介するときがきても、
こういうことがあると考えてしまいます。

お医者さんや他のスタッフの方は
とても感じがいいのに、こういう一人の
スタッフのせいでです。

後日、ペット保険の電話口に出た女性の

「ほたるちゃんのご冥福を
    お祈り申し上げます」

という優しい言葉には、
いくらビジネス上の社交辞令とは言え
救われましたが。

「ろくな電話応対もできないような
 人間は、こういうのを見習えよ!(怒)」

と思いました。

ほんと、言い方って大事です。

また、こんなことも。

ほたるが最初に診てもらっていた
ペットクリニック(友人の紹介でした)は、
おとなしいうちは良かったのですが、

甘噛みがエスカレートして、ほたるが
暴れるようになると医師もスタッフも
ほたるへの対応がなんかビクビクして
いるんです。

私や娘は、ろくに動物を扱えない
そのクリニックを信頼できなくなり、
また同じ友人に紹介してもらい
転院したのですが、そこは正解でした。
(前述のスタッフの電話対応を除けば、
 ですが)

私も娘も胸を撫で下ろしたものです。

と、いろいろ遭ったわが家ですが、
ほたるを‘飼い主を本気噛みする犬’に
してしまったことが私たち飼い主の
一生の不覚でした。

それ以降、私たちもほたるも、
決して幸せだったとは言い切れなかった
のですから。

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