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犬は褒めるしつけで育てたい。アメとムチの上手な使い分け方

この記事を読むのに必要な時間は約 7 分です。

犬は褒めるしつけで育てたい。アメとムチの上手な使い分け方

よく、‘犬は褒めてしつけよ’といいます。

でも中には、
「褒めてしつけても
   本当にできるようになるの?」
と疑問を持つ人もいるでしょう。

確かに、できていないのにも関わらず
褒めたり、全く叱らずただただ褒める
というやり方では失敗します。

つまり、全く叱らないしつけと
褒めるしつけは別物なんです。

褒める時は次のようにすると効果的。
・犬が喜ぶごほうびを与えて褒める
・アイコンタクトを取りながら褒める
・繰り返し褒める

叱る時はこのように。
・しっかり叱る
・短い言葉で叱る
・叱るタイミングを見極める

ここから、アメとムチの上手な
使い分け方を解説していきます。

‘犬は褒めてしつける’の
本当の意味とは?

前述しましたが、ただ褒めるだけで
叱らないのが褒めるしつけでは
ありません。

ではどういうことかというと、
やっていることを肯定し
褒める頻度を上げていくやり方が
‘褒めるしつけ’ なんです。

ただしここでポイントがあります。

人もそうですが、
失敗が続き褒めてもらえないと
やる気が無くなり途中でトレーニングを
やめたり、考えることをやめてしまう
可能性があります。

褒めるタイミングはできた時のみ。

できていないのに褒めるのは、
間違えて覚えてしまう元なので
やめましょう。

ではどうするのか?

指示したことができるように誘導をして、
正解を出し褒めるといったやり方です。

これを繰り返しすることによって、
犬は、どんなことをすれば正解なのかが
わかるようになっていくんです。

次から解説していきます。

アメとムチを上手に
使い分けるのが成功のカギ!

アメとムチを上手に使い分けるのが、
しつけを成功させる近道に。

これをマスターすれば、
愛犬との関係を上手に築くことが
できるようになっていきます。

①効果的な褒め方とは

・犬が喜ぶごほうびを与えて褒める

愛犬がおやつで喜ぶのか、
おやつがなくても撫でたりして
褒める方が喜ぶのかを見極めると、
成功しやすくなります。

喜ぶツボを抑えると、
愛犬の褒められている感が増すから
なんですね。

例えばお菓子や餌など、
食べることが大好きな犬には
食べ物をごほうびとして与えるのが
有効ですし、

とにかく飼い主が大好きでどこまでも
目で追ったりついてくる犬には、
オーバーアクション気味に喜びながら
撫でることが一番のごほうびになって、
しつけも成功しやすいです。

・アイコンタクトを取りながら褒める

アイコンタクトを取りながら名前を呼び、
喜んで撫でるという行動も、
犬には褒めていることが伝わるもの。

犬の知能は、人間の知能で言うと
3〜4歳児くらいと言われています。

そう考えると、感情も豊かで言っている
ことも伝わりやすいため、

アイコンタクトを取り入れながら
褒めるとよりしつけがしやすくなります。

・繰り返し褒める

繰り返し褒めると、どれが正解なのか
わかってくるようになります。

飼い主の方もそれが自信となり、
しつけが楽しくなっていくので
とても大事なことです。

「しつけが楽しい!」

と思うようにならないと
継続、そして成功できませんので。

②正しい叱り方とは

褒めるだけでなくしっかり叱ることも
大切です。

ただし感情のままに ‘怒る’ のと
‘叱る’ のは違います。

では、叱る時どのようにすれば
効果が出やすいのでしょうか。

・短い言葉で叱る

長々と説明して怒っても、
犬は言葉がわからないので意味がなく、
飼い主が疲れてしまうだけ。

「ダメ!」
「ノー!」

のように単語で叱ると効果的です。

この時、犬が唸っているような声色
イメージして低いトーンで叱るのがコツ。

・叱るタイミングを見極める

外せない大事なポイントは、
叱るタイミングです。

犬は、後で叱られても
意味がわからないので学びません。

いたずらなどをしている最中か、
「噛もうとしているな」など、
明らかに今からすることが
わったタイミングで叱ることが大事です。

・しつこく叱らない

しつこく長く叱ると、
犬は、そのストレス解消のために
別の良くない行動をする可能性が。

また必要以上に怖がってしまい
トラウマになる危険性もあるので、
しつこく叱らずに反省のサインが
見えたらすぐやめましょう。

犬に次のような行動が表れたら、
反省している証拠です。

▶視線を下に降ろしたり飼い主を
 チラ見する
▶体を小さくする
▶耳を後ろに寝かせる

また、ストレスがかなりかかっている
場合、あくびや身震いが多くなります。

この2つは、自分を落ち着かせ
ようとする行動で、これ以上叱ると
ストレスから別の良くない行動に
走る可能性があります。

人間なら、あくびは眠たい時に
するものですが、犬のあくびは
落ち着こうとするための行動なんですね。

結局のところ、
犬は、‘褒める’と‘叱る’のアメとムチ、
つまりメリハリをつけてしつけることが
成功の秘訣になります。

しつけは長期間かかりますし、
上手くいかないとイライラして
しまうことも。

(イライラするからと言って、
昔のしつけ方法しか知らない
うちの夫のように、間違っても
叩いたりしないでくださいね)

焦らず楽しくできるしつけ方法を
見つけてみてください!

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