スポンサーリンク

犬が噛むのにドッグランに連れてくる人。もし噛まれたら?

この記事を読むのに必要な時間は約 8 分です。

犬が噛むのにドッグランに連れてくる人。もし噛まれたら?

「犬をドッグランデビューさせたい」

そう考えている人も
いるのではないでしょうか。

しかし、このような所では
トラブルが起きる可能性もあるので、
飼い主が気を遣う場所でもあるんです。

「うちの犬は噛む心配がない」
とドッグランに連れて行っても、
リードから離れた犬は絶対安心とは
言い切れません。

なぜなら、不特定多数の犬の中には、
社会化されていない犬や噛み癖のある
犬が紛れていることもあるので、

刺激を受けた自分の犬が、普段とは違う
反応をしてもおかしくはないからです。

また残念ですが、中には噛む犬を
平然と連れてくる非常識な飼い主も…。

そう、誰もが加害者側にも被害者側にも
なる可能性があるんですね。

どちらの側にもなりたくないですよね?

犬が噛むのにドッグランに
連れてくるのは、大概次のような人です。

①自分の犬の性格傾向が
 よくわかっていない
②危機感が薄い
③勉強不足

今回の記事では、
噛む犬をドッグランに連れてくる
迷惑な人の分析を通して、
自分を振り返ってもらえればと思います。

さらに、犬を噛む犬がドッグランに
いる時の対処法についてもお伝えします。

これからドッグランデビューしようと
考えている人は参考にしてみてください。

ここから解説していきます。

犬が噛むのに
ドッグランに連れてくる人

「社会化されていない犬や
 噛み癖のある犬を、どうして
 ドッグランに連れてくるのか疑問」

という人もいるでしょう。

咬傷事件では、
噛んだ犬が責められがちですが、
実は飼い主に問題があることがほとんど。

無責任や無理解が、
悲しい事件を引き起こしています。

①自分の犬の性格傾向が
 よくわかっていない

毎日飼い主とだけ遊んで、
決まった散歩道を歩き、
慣れた匂いや風景の中で過ごす…。

このような同じパターンになりがちな
生活だと、

「うちの犬はおとなしい」

と思い込んでしまうかも知れませんね。

実際は他の犬への攻撃性が強かったり、
怖がりだったりしても、
あまり気が付かないのかも知れません。

いざ、ドッグランに連れてきてみたら、
思っていたより順応できなかったと
いうことがあるようです。

②危機感が薄い

犬を飼う責任の重さが
分かっていないことも原因の一つです。

毎年4000件以上の咬傷事件が
起きています。

被害者側の犬は体と心に大きな傷を負い、
長く影響を受けます。

飼い主は、最悪、大切な犬を
失ってしまうこともあり、

「噛まれる前になぜ助けられなかったか」

と、後悔の念に苛まれます。

一方、加害者側の犬だって、
噛んでしまったことで飼い主との関係が
悪くなるなど辛い思いをすることに
なるのです。

さらに噛んだ犬の飼い主は、
被害者に責められたり
金銭的な賠償責任が生じたりして、
大きなストレスを抱えることになります。

③勉強不足

今の時代、犬を飼っていない人でも、
ドッグランという施設を
聞いたことがあるはずです。

ただ、楽しさや便利さのイメージだけが
先行し、よく知らないまま利用する
飼い主がいるため、
さまざまな問題が生じているのも事実。

本来、ドッグランを利用するには
最低限のしつけが必要です。

みんなが使う公共の施設ですから、
他の犬の迷惑にならないように
するべきですよね。

飼い主の言うことを聞けない犬が、
リードなしで好き勝手にされたら
危険極まりないことは
言うまでもありません。

スポンサーリンク

犬を噛む犬がドッグランに
いる時の対処法

いくらドッグランが好きな犬でも、
噛まれたらトラウマに
なってしまうかもしれません。

そうなる前に、対策を講じましょう。

①噛みそうな犬から物理的に
 離れる

むやみに吠えたり唸ったりしている
犬がいるときは、離れていましょう。

周囲を歩いて時間をずらしても
まだいるようなら、
日を改めることも大切ですよ。

②犬が発するサインを
 理解できるようになる

噛まれる前に犬を呼び戻せるかが
とても重要。

犬たちのボディランゲージや
ふとしたサインを理解できるように
なっておくことが、
犬を守ることに直結します。

③コマンドを強化する

たとえあなたの犬が小型犬や
おとなしい犬でも、
日頃からコマンドのトレーニングは
徹底して行いましょう。

コマンドは、危ない場面から犬を
呼び戻し噛まれないようにするためにも
必要です。

④いつも犬のそばで見守る

飼い主が近くにいることで
愛犬は、リードをつけずに遊んでいても
飼い主の存在を意識し続けることが
できるんです。

例え危ない場面になっても、
呼び戻しやすい環境を作っておくと
安心ですね。

⑤噛まれた時の対応について
 勉強しておく

興奮している犬に手を出して、
飼い主まで噛まれるのは避けたいところ。

犬に、何でもいいので(ジャンパーなど)
布を被せ、うろたえた隙に2匹を離す、
あるいは大量の水をかけてやめさせる
などが有効です。

落ち着いてきたら、
ケガの様子を隈なくチェックしましょう。

もし傷ついていたら、
応急手当てをしてあげてください。

大したことはないと思っても、
大事を取っての受診をおすすめします。

後から、思ったより深い傷だった
ということがよくあるんですよ。

受診するときは、相手の飼い主にも
付き添ってもらうのがベストです。

連絡先の交換は必ずしましょう。

ドッグランでの咬傷事件とはいえ、
施設を通すのではなく当事者同士の
話し合いで対処しなければなりません。

今回の記事のまとめになります。

・ドッグランでの咬傷事件は、
 飼い主に問題があることがほとんど

・ドッグランデビューには、十分な
 しつけや勉強をしてから臨むべき

運動不足やストレス解消には
もって来いのドッグラン。

でも、一度トラブルや咬傷事故を
経験してしまうと二度と行きたく
なくなってしまいますよね。

ドッグランが無法地帯と化さないよう、
飼い主のモラルが問われています。


{あとがき}

わが家に以前居たほたるというワンコを、
私たちダメ飼い主は、人を本気噛みする
犬に変えてしまったのです。

幸い他の犬を噛むことは
ありませんでした。

というのは、1才頃一度だけでしたが、
体罰を受けたほたるは、
ただただ人の手が怖かったのです。
(一度だけとか関係なくトラウマに
 なります)

もちろんドッグランなどに
連れていけるわけもありませんよね。

とうとうドッグランやペットホテル、
ドッグカフェのような所には
行くこともないまま、
11才10ヶ月で亡くなってしまいました。

噛む犬にしないでください。

百害あって一利なしですよ。

タイトルとURLをコピーしました