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犬が噛む時の叱り方。良い悪いを教える時期も重要!

この記事を読むのに必要な時間は約 8 分です。

犬が噛む時の叱り方。良い悪いを教える時期も重要!

なんでも構わずに噛んでしまいがちな犬。
噛んではいけないものを噛んでしまい
大惨事なんてことも・・・。

そんなことにならないよう、
噛んではだめと噛んでも良いを
明確に教えることが必要。

そして教える時期も重要になってきます。

この記事では、

・犬が噛むのはどうしてか

・犬の噛み癖はどうやって直すのか

・噛み癖を直す時期はいつがいいのか

以上3つのポイントを、
犬が人間を噛む場合と
ものを噛む場合との違いを
踏まえながら解説していきます!

犬はなぜ噛むのか

犬がものを噛むのには、
噛む対象によっても
それぞれ理由があるんですね。

・人間を噛む理由

人間を噛む場合であっても
理由は1つとは限りません。

飼い主にかまって欲しくて
甘えている流れで
噛んでしまうパターンや、

犬自身が触られたくないところを
触られた時に、
「嫌だ!」
と、意思表示をする為に
噛んでしまったり。

また子犬の場合ですと、
理由もなく取りあえず
噛むという行動に
出る子も
少なくありません。

①甘えた流れで噛んでしまう

子犬のうちは多少強く噛まれても、
可愛いなぁと済ませてしまいがちですね。

しかし、成犬に強く噛まれた場合には
怪我をする恐れもありますので、
しっかりと教育してあげる
必要があります。

飼い主としては、
甘えてくれているのは嬉しいですが、
怪我をしてしまうのは辛いですからね。

甘えている時には良く撫でてあげて、
噛んでしまった時には声色を変えて
ダメだよと教えてあげると
良いかもしれません。

声色を変えることで犬は、
「あれ?いつもと違うな」
違和感を持つので効果的です。

②触られたくないところを触っていた

人間同様に、
犬にも触られたくない場所があります。

例えば後ろ足を触られると
嫌がる子は多いですね。

他の部位であっても、
抱っこの仕方によって嫌な体制に
なっている場合なども考えられます。

触った時の犬の反応を注視して、
喜んでるのかな?嫌がってるのかな?と、
人間に接する時と同様に、
犬にも気を遣ってあげましょう。

③縄張り意識を誘発してしまう

犬には、習性として縄張りを
意識することがあります。

例えば、お気に入りの寝具や
ケージの中やトイレなどの
いわゆる‘
パーソナルスペース’と
呼ばれる場所です。

パーソナルスペース内に踏み入ったり、
無闇に触ってしまったりすると、
犬は驚いてしまい
飼い主を噛んでしまうことがあります。

犬が安心して安らげる場所を
確保してあげましょう。

・ものを噛む理由

①確かめるために噛むという習性から

犬には、それが何なのかを
確かめるために
噛むという
習性があるためです。

②好奇心から噛んでしまう

単なる遊びの他にも、好奇心から
噛んでみるということをします。

噛んでみて食べ物かな?違うかな?と
判断をしているようですよ。

飼い主さんにとっては、
与えたオモチャで遊んでくれるのは
ありがたいことですが、
ソファやテーブルをかじられて
しまうのは
困ったものですよね。

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噛んではいけない物を
教える方法

では、どうしたら噛み癖を
直せるのでしょう。

・人間を噛む場合

飼い主さんへの甘えから
噛んでしまう場合、

犬としては
「遊んでよ!」「かまってよ!」
という気持ちでいるようですね。

そんな時には
オモチャを使って遊んであげたり、
代わりに、噛んで遊べるオモチャなどを
与えてあげると良いでしょう。

もので遊ぶことに慣れてくると、
甘えたい時やかまって欲しい時に、
自らオモチャを持って来て
遊びを催促することも。

そんなことをされたら、
飼い主さんは嬉しくなっちゃいますよね。

まさに一石二鳥の効果ですね。

・噛んではいけないものを噛む場合

ソファやテーブル、カーテンなど、
噛んではいけないものを
噛んでしまう時に有効なアイテムとして、
レモンスプレーがあります。

犬は酸味や苦味を嫌うため、
噛んではいけないものに
レモンスプレーをかけておくと効果的。

しかし、かけ過ぎてしまうと
その場に寄り付こうとも
しなくなってしまうので、

飼い主さんとの団らんスペースで
使用する際には注意しましょう。

噛んではいけないものを
教える時期は?

・子犬の時期にしておくのがベスト

たとえば人間の場合、
赤ちゃんよりも
成長して経験豊富な大人の方が
理解力や学習能力が高くなりますよね。

しかし、子供の頃からの癖や仕草は、
大人になっても直らなかったり
するものです。

犬の場合も同様で、
子犬よりも成犬の方が
してはいけないことを

理解していることが多いですが、

子犬の時の癖が成犬になっても
残っていることがあります。

癖や仕草は、
理解力が発達した成犬になると
直すことが難しくなってしまうので、

噛み癖を直すための教育は、
子犬の時期にしておくのがベスト。

子犬の時期に、
噛んでいいものと噛んではいけない
ものを
教え込んでおくと、
それが癖となり成犬になった時に
噛み癖で困ることもなくなりますね。

でも、成犬になってからのしつけ直しが
うまくいかないという訳ではありません。

理解力が発達した成犬であれば、
しつけ直しをして噛み癖を
直すことも可能。

子犬の時期に教育するよりも
根気が必要かもしれませんが、
きっと噛み癖を改善できると願いながら、
愛情深くしつけをしてあげましょう。

いかがでしたか。

犬が人やものを噛む理由も様々ですね。

間違ったしつけをしてしまうと、
噛み癖が悪化してしまうなんてことも
あるかもしれませんね。

まずは大切な愛犬と
しっかりと向き合うことで、
噛んでしまう理由を探ってみましょう。

正しいしつけ方法を身につけることで、
少しでも愛犬の噛み癖に悩む
飼い主さんのお役に立てれば幸いです。


{あとがき}

あと2ヶ月で12才という頃、
旅立ってしまったわが家のほたる。

ただただ可愛い可愛いと甘やかし、
ろくなしつけもせず(家族、特に夫婦の
しつけ方針がバラバラ)、

あげくの果てには、たった一度の夫の
体罰で、当の夫には従順なのに、
他の家族を噛む凶暴犬に変貌。

それでも、早い時期に直そうとしていたら
違っていたはず。

しつけ直しも本気で考えなかった私たちは
ダメ飼い主でした。

ほたるが亡くなった後、残ったのは
猛烈な自責の念のみ。

寝たきりになったときも、噛むからと
言って
何もしてあげられませんでした。

噛む犬には絶対にしない、
たとえしてしまっても直す努力を
お願いしたいです。

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