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犬が噛む人と噛まない人を区別?どこに違いがあるのか

この記事を読むのに必要な時間は約 10 分です。

犬が噛む人と噛まない人を区別?どこに違いがあるのか

犬は噛む人と噛まない人を区別して
いるんでしょうか?

なぜか、行く先々で犬に吠えられたり
噛まれたりしやすい人って
いると思いませんか?

反対に、初対面でもすぐに犬と仲良く
なる人もいますよね。

この違いは大きいものです。

営業マンなら、仕事に集中できるか
どうかに関わりますし、
プライベートな人間関係なら、
その人と会う頻度に影響するでしょう。

犬が噛む人には次のような特徴が。

①おどおどしている
②じっと見つめている
③逃げる
④声が大きい
⑤身振りが大きく素早い

それでは、犬が噛まないのはどんな人
でしょう?

①ポジショニングがうまい
②マナーを守っている
③リラックスしている
④無理しない

この記事では、犬が区別している、
噛む人と噛まない人の違いや噛まれる
人の傾向を明らかにしていこうと
思います。

「いつも自分は犬に噛まれる」
という人は、
‘犬が噛まない人’になるご参考に!

それでは、解説していきます。

犬が噛む人の特徴とは?

犬が人を噛むことはあってはならない
ことです。

ほとんどの場合、飼い主に責任が。

でも、‘犬が噛む人’には、どこか
共通性があるんです。

そこで特徴を掴み、そうならないよう
意識的に振舞えば噛まれ
にくくなるはず。

では、犬が噛む人には、
どんな傾向があるのか見てみましょう。

①おどおどしている

不安や緊張は伝染しやすいもの。

こちらがリラックスしていないだけで、
噛まれるリスクが上がってしまいます。

犬が向こうを向いている隙をついて
触ろうと素早く手を伸ばしたり、

犬の気持ちを無視して
コソコソ怪しい動きをしていたりすれば、
警戒されて当然ですね。

②じっと見つめている

人は、「噛まれたくない」不安から
無意識に威圧的な態度をとっているもの。

目を合わせて離さないのは、
‘敵意’ と取られてしまいますよ。

③逃げる

噛まれやすい場面として、
‘逃げている時’ がよく知られています。

元来、人と狩猟をしてきた犬にとって、
逃げるものは ‘獲物’ に見えるんですね。

④声が大きい

犬の聴覚は人の倍です。

怖がりな性格の犬にとって、
大声は驚異に感じることでしょう。

⑤身振りが大きく素早い

手を大きく動かしたり
急に立ち上がったりすることは、
犬にとっては落ち着かないもの。

男性や子どもが噛まれやすいのは
そのためです。

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犬に噛まれることで
起きるリスク

▶ケガのリスク

犬の噛む力は100~200㎏と、
人の何倍も強いことを知っていますか?

人は犬に、力ではかないません。

ケガの度合いによっては救急車を
呼ぶことも…。

後遺症のリスクもあるので、
噛まれることは徹底して避けなければ
なりません。

▶感染症のリスク

犬は、たくさんの人畜共通の感染症を
持っている可能性があります。

特に狂犬病は、発症すれば
ほぼ助からない恐ろしい感染症です。

▶ストレスが増えるリスク

噛まれる痛みや恐怖は、
精神的に強いストレスを与えます。

また、
「他の人は噛まれないのに
 自分はどうして噛まれるんだろう」
と、自分を責めることでストレスが
かかることも。

直接的なストレス以外にも、
他の飼い犬に噛まれた場合、
トラブル解決のための交渉をする
必要があり、これもストレスの
原因になることがあるんです。

▶飼い主とも信頼が
 築きにくいというリスク

噛まれやすい人に対して、
飼い主は当然噛まれないために最善の
配慮をします。

犬に

「いけない」

と声をかけ続ける、リードを短く持つ、
抱きかかえる、場合によってはケージに
入れるなどありとあらゆる対策を
してくれるでしょう。

しかし、トラブルを起さないため、
飼い主は緊張状態でもあり
リラックスしにくい状況なので、

噛まれやすい人とは打ち解けた会話にも
なりにくく、信頼関係が築きづらく
なってしまいますよね。

飼い主としては、やはり
「愛犬と仲良くなってくれる人の方が
 打ち解けやすい」
という本音があるはずです。

犬が噛まないのはどんな人?

犬が噛まない人とは、
犬との接し方が上手ということです。

具体的にはどういうことでしょう。

①ポジショニングがうまい

初対面の時は、正面から近づかず、
犬の斜めか横に陣取りましょう。

また、立ったままではなく、
座って威圧感を与えないようにします。

②マナーを守っている

いきなり触らず、話しかける、
手の匂いを嗅がせるなど、
段階を踏みながら様子を見ましょう。

犬が受け入れているようなら、
頭ではなく、首など犬から見える部分を
少しずつ触っていきます。

もし、犬が、口元を触っている手に
近づけてきたら、
撫でている手を止めて待ちます。

ポイントは、手を引っ込めるのではなく
止めるだけでいいということ。

犬が、触っている手から口元を離したら、
撫でるのを再開します。

こうして、犬が受け入れてくれるのを
確かめながら、徐々に触れる範囲を
広げていくのが良いでしょう。

③リラックスしている

犬は、穏やかで心理的に
落ち着いている人が好きです。

緊張感を持っている人に触られても、
心地よいはずはありませんよね。

むしろ、身の危険を感じて
しまうでしょう。

‘犬が噛まない人’ になるためには、
まずは心理的な思いこみや
壁を乗り越える必要があります。

④無理しない

声をかけたり匂いを嗅がせたりしても、
犬の警戒が強い時は無理をしないのが
賢明です。

犬の気持ちを無視して
ひとりよがりに距離を詰めるのは、
犬を軽んじていますよね。

決して逃げるのではなく、
犬の気持ちを尊重して時間をかけて
仲良くなるというスタンスで。

今回の記事のポイントです。

・犬に噛まれる人の行動や
 たたずまいには、共通の傾向がある

・適切に振舞うことで、
 ‘犬が噛まない人’になり、
 さまざまなリスクを回避できる

犬は、触る人の内面をよく理解し、
区別しているんですね。

私たちには、それに気づき
犬を理解しようとする姿勢が
求められているのではないでしょうか。


{あとがき}

私には、犬が噛む人の特徴が
ほぼ備わっています。

一番の特徴は、何と言っても
‘おどおどしている’ ですね。

何しろ、わが家で犬を飼うまで、
犬というか動物全部ですが、
怖くて触れなかったんですから。

3ヶ月でうちにやって来たワンコに
ほたると名付け飼い始めたのですが、
お利口で愛嬌のある子犬なのに
私は、おどおどしながら接していました。

そんなほたるが1才頃のこと、
じゃれていて興奮したほたるは夫の手を
血が出るほど噛んでしまったのです。

怒った夫は、
昔は当たり前のしつけだったようですが
体罰をしてしまいました。
(この一度きりでしたが)

それからです、
ほたるの夫以外の家族への本気噛みが
始まったのは。

おどおどしている私の緊張が
伝わったんでしょうね、
私は、ほたるの八つ当たりともいえる
絶好の攻撃対象になったのです。

2度ほどかなりの流血を伴い
熱を持って腫れる、というけがを
手に追いました。

それからは、噛まれる痛みや恐怖で
ますます触れなくなり、
触れたのはほたるが旅立った後という、
何とも辛い犬との生活でした。
(幸せな時もあったんですが)

その後、後悔だらけの重いペットロスに
陥ったのは自業自得ですね。

そんなほたるを直してあげることも
しなかったダメな飼い主でしたから。

とにかく言えることは、
今は、愛犬にスパルタ式のしつけは
必要ないということ。

昔のしつけ方をしている人は、
改めなければなりません。

あんなに愛嬌があり利口なワンコを、
恐怖から噛むような犬にしない、
ということです。

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