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犬を飼うことに家族が反対。説得方法と強行突破する際の覚悟

この記事を読むのに必要な時間は約 9 分です。

犬を飼うことに家族が反対。説得方法と強行突破する際の覚悟

犬を飼うことを、
家族に反対されたらどうしますか?

子どものころは、誰もが一度くらい
経験があるかもしれませんね。

大人になって、
ようやくその夢をかなえたという人も
珍しくないでしょう。

でも反対に、子どものころから犬が
大好きで
一緒に暮らすのが自然なのに、
大人になって自分の家族が犬嫌い、
という人は大変です。

また、子どもが犬を飼いたいと
いうけれど、妻(夫)のどちらかが
反対するということもあるでしょう。

きちんと話し合わずに強行突破して
しまうと、
後で家族間に亀裂が
生じかねませんね。

この記事では、犬を飼いたいけれど
家族に反対されている人に向けて
説得方法をお伝えしていきます。

諦めたり強行突破したりする前に、
ぜひ参考にしてみてくださいね。

犬を飼うことに家族が
反対する理由と説得方法


①犬が嫌い

愛犬家が増え、さも世の中は皆犬好きの
ような
捉え方すらありますが、
犬を好きになれない人は必ずいるもの。

でも、勘違いしないでください、
犬嫌いがイコール‘悪’ではないと
いうことです。

犬が嫌いな人がいても、決して否定
してはいけません。

なぜなら、犬嫌いになるきっかけの
多くは、
犬に噛まれたり襲われたり
したことだからです。

もしも自分が噛まれたら…と考えると
共感できませんか?

その上で説得するには、
まずはおとなしい犬や子犬と触れ合う
機会を持ってみることを
おすすめします。

人慣れしているどこかのお店の看板犬や
犬のテーマパークで触れ合う練習をし、
必要以上に怖いと思う気持ちを
緩めていきましょう。

日本にはまだ一か所しかありませんが、
一般の人がセラピー犬と触れ合える
場所もあります。

セラピー犬は、どんな人とでも友好的に
関わることができて、噛んだり
飛びついたりしないんですよ。

また、舐めることもしませんし、
トイレを失敗することもありません。

すごいですよね!

おうちに犬を迎える場合、
犬種によっても性格は色々ですので、
よく話し合って、犬が嫌いな人でも
飼いやすい犬を選ぶことが大切です。

②世話をしたくない

犬は嫌いじゃないけど、
食事やトイレ、散歩などの世話を
したくないという人はたくさんいます。

仕事が忙しい人や子育て中のママ、
体力に自信のない人が、日常生活に
支障をきたすのを
心配するのも
うなずけます。

なぜなら、犬を育てるのには、
とても手間と時間がかかるから。

子どもが一人増えるのと
同じくらい大変なことと言っても
あながち間違いではないんです。

こんな時は、反対している家族に
負担がかからないよう犬の世話を
分担することが有効。

分担するだけでなく、必ず実行するよう
ペナルティを決めるのもいいでしょう。

この場合、決められた分担が、
形式的にだけではなく実際どうするかを
具体的に
イメージすることが
ポイントです。

③お金がかかる

犬を迎えるにはお金がかかります。

登録やワクチン、ゲージ、トイレなどの
準備に約20,000円、
毎月のフード、
トイレ用品、
おやつ、おもちゃに
5,000円~15,000円など。

その他にも、トリミング代や医療費
などもかかります。

これらは大型犬になればなるほど
割高になることが多いでしょう。

特に犬の医療費は、公的な保険が
ないので
ペット保険に入っていないと
とても高額になってしまいます。

また、万が一しつけがうまく行かず、
ドッグトレーナーなどプロに訓練を
頼まなければならなくなった場合、
数万円~数十万円の出費が。

犬を飼う説得をするなら、
まずはペット保険に加入することや、
犬にかかる費用を具体的にどうやって
捻出できるのかを
説明するのが効果的。

「おこずかいの○○円を
 犬の固定費に回していいよ」

という感じがいいかもしれませんね。

犬を飼うことを反対している家族の
不安を払拭してあげることが大切です。

④死が怖い

犬を飼うなら、避けては通れない問題。

死は辛いものですが、それ以上に、
すばらしい体験に
なるはずだという
ことを伝えましょう。

子どもがいる場合は、犬との出会いや
別れが
貴重な学びになることを話して
聞かせるのも
いいかもしれません。

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強行突破の弊害

犬を飼いたいと盛り上がる気持ちは
よくわかりますが、
反対している家族の
意見を
蔑ろにするのはやめましょう。

強行突破のリスクは大きいものです。

特に、反対する理由がアレルギーの
場合は、
無理してはいけません。

他の理由でも、
反対を押し切って飼い始めると、
しつけがうまく行かない時など、

「だから飼うのは反対だったのに!」

と家族関係が悪化することも大いに
考えられます。

犬を飼うのを反対する理由は
さまざまですが、
家族の意見を軽視せず、
丁寧に不安を取り除いてあげるのが
後に家族間にしこりを残さずに済む
方法です。

また、犬を飼うことを反対している
家族に対して

「なんで?!」

と詰め寄るのはタブー。

なぜなら、理由を聞いているつもりかも
しれませんが、
言われた方にしてみれば、
考えを否定されていると受け取り
かねませんから。

「そうなんだね」

と一旦受け止め、
その上で冷静に理由を聞きましょう。

それに対する具体的な説得ができれば、
家族は、きっともう一度考えてくれる
はずです。

何より、

「あなたと一緒に、
 すばらしいドッグライフを送りたい」

という気持ちをまっすぐ伝えることが
大切です。


{あとがき}

わが家では以前、ほたるというワンコを
飼っていました。

私と娘がネットの里親探しを見て
飼おうということに。

もちろん飼う前に話し合うというか、
うちの場合、お金の面がネックだった
のですが、

かかる費用は、社会人として働いている
娘が
全面的にみるということで、
夫も了解してくれました。

ところが、ほたるを噛む犬にしてしまい、
夫以外(夫はほたるに触ることが
できました)の家族がもうどうにも
できなくなっている時、

「だから言ったんだ、うちで犬を
 飼うのなんか
間違いだったんだ」

と人のせいにしたように、親戚の集まり
などのたびに
夫が言うセリフは、
家族間特に夫婦間に亀裂を生じさせる
には十分なものでした。

あの時、夫は飼うことを了承したのに、
噛む犬になったのは、一度きりですが
夫が
体罰をしたせいなのに、です。

夫は、私や子供たちが噛まれるのを
怖がっているのを見て、


(自分が原因なのに)家族の中で
唯一ほたるに触れる自分がしつけ直しを
しようとすることもせず、

「ほーら、言わんこっちゃない」

と人のせいにするだけでした。

そして、噛む犬になったほたるを
専門の訓練所に出したくても
さすがに娘もその費用までは出せず、

ましてや噛む犬にしてしまうと
受け入れてくれる訓練所も
なかなか見つかるものではありません。

「もっときちんと話し合えばよかった…」

今さら遅いですが、ほたるには本当に
かわいそうなことをしてしまいました。

私たちは、ダメ飼い主の見本です。

これから犬を飼う方は、くれぐれも
家族の反対を押し切っての
強行突破は
極力避けることをおすすめします。

また、うちのように全員の了解を
得たと思ったのに…というケースも
あるので、

あとで、
「やっぱり飼わなければ良かった」
と言わないなど、しつこいぐらい
確認してもいいかも、です。

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