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犬のマウンティングはしつけをした方がいい?理由と対処法

この記事を読むのに必要な時間は約 8 分です。

犬のマウンティングはしつけをした方がいい?理由と対処法

愛犬のマウンティングに困って
いませんか?

わが家の今は亡きほたるも
来てすぐの3~4ヶ月頃は、

自分と同じくらいの大きさの
ぬいぐるみに一生懸命マウンティング
していましたよ。

それ以外にも、
私と夫が言い合いのようになると、
私の足にマウンティングしにきたり。

♀なんですけどね。

決まって夫ではなく私のほうなのは、
下に見られてなだめられていたから
でしょうか。

そもそもマウンティングという言葉は、
登る・乗る・またがる という意味の
英語mount(マウント)から来ています。

犬が他の犬や人の脚や身体、ぬいぐるみ、
クッションなどに覆いかぶさったり
またがったりして、

小刻みに腰を振る行為のことを
‘マウンティング’ というんですね。

マウンティングする理由は、
必ずしも性的な意味合いとは限らず
このようなこともあるんです。

①発情
②喜び・興奮
③自分が優位だと誇示している
④かまってほしい時

しつけ方も次のような理由ごとに
違ってきます。

①喜びや興奮でマウンティングする
 場合のしつけ方法
②優位性の誇示でマウンティングする
 場合のしつけ方法
③かまってほしくてマウンティングする
 場合のしつけ方法

そもそも犬のマウンティングって
しつけたほうがいいんでしょうか?

ここから解説していきます。


マウンティングをする
理由とは?

①発情している

オス犬は、発情しているメス犬の匂いに
反応し発情します。

本能的にするマウンティングなので、
悪いわけではありません。

去勢不妊手術などで落ち着く場合も。

メス犬が発情していなければ、
この理由でのマウンティングは
基本的にすることはありません。

②喜んだり興奮したりしている

発情だけでなく、なにか嬉しいことが
あったときや遊んで興奮をしたときも
マウンティングすることがあります。

なので飼い主さんと遊んでいる時に
いきなりマウンティングをし始めたら、
遊んでもらえていることが嬉しくて
興奮をしたことが考えられます。

③自分が優位だと誇示している

‘マウンティング’ という言葉から
想像できるかもしれませんが、

「自分のほうが強いんだ」

「自分のほうが優位なんだ」

と相手に誇示する時にもこの行動が
見られることがあります。

元々群れで生活をし、上下関係や
リーダーとの関係に厳しい犬社会の
習性が本能として残っているため、
犬らしくわかりやすい行動です。

④かまってほしい時

これはオスのトイプードルを飼っている
知人の家での体験談ですが、

みんなでワイワイ話して楽しそうに
していたら、知人にマウンティング
しだしたのです。

飼い主との主従関係も
きちんとしつけられている犬なんですが。

「仲間に入れて欲しい!」

「かまって欲しい!」

とアピールするように。

もし、みんなで何か楽しそうにして
いる時にマウンティングをしてくるなら、
それはかまってほしいからなんですね。

実はこのマウンティング、オス犬がする
ものというイメージが強いと思いますが、
メス犬もすることがあります。

犬の上下関係は厳しく
強く意識する動物であると先述しましたが、
それはメスにも言えること。

相手よりも自分が優位だと示すために
マウンティングをするのです。

このため、同性同士ですることも
よくあることなんですね。

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マウンティングは
しつけた方が良い?

このように、マウンティングには
性的行動・喜び・興奮・優位性の
誇示などさまざまな理由がありますが、

放置すると問題行動につながってしまい
トラブルになる可能性もあります。

性的行動の場合、他の犬に
マウンティングを行ってしまうと、

されている犬の飼い主は、
気分がいいわけがありませんし、
常識的な飼い主なら恥ずかしい思いを
するでしょう。

最悪の場合は、
望まない妊娠をさせてしまう可能性も。

また、優位性の誇示の場合は、
飼い主の腕や脚にマウンティング
することで、自分が優位であることを
示そうとします。

このまま放置すると、飼い主よりも
上だと勘違いをしてしまい、
いうことを聞かなくなって

わがままになったり、噛み付いたり
威嚇をしたりして、逆にいうことを
聞かそうとしてくるようになります。

他の犬に対してマウンティングを
した場合は、性的行動のトラブルのほか、
喧嘩をしてお互いが怪我をするような
トラブルを起こすことも。

なので、マウンティングする理由に
よってはしつけが必要になります。


マウンティングをしつける
方法

マウンティングによっては、
しつけが必要な場合があるわけですが、
次からその方法をお伝えしていきます。

性的なものに関しては、
手術で発情しないようにすれば
解決するので省きます。

①喜びや興奮でマウンティング
 する場合のしつけ方法

このような場合は、
怒って叱りつけたりするのではなく
とにかく無視しましょう。

反応してしまうと、

「自分に構ってくれた」

と勘違いしてしまいエスカレートして
しまう可能性があります。

②優位性の誇示でマウンティング
 する
場合のしつけ方法

他の犬や人へのマウンティングを
避けるために、普段から愛犬に

「マテ」
「オスワリ」

などの指示をきちんと教えて
おきましょう。

特に「オスワリ」がきちんと
できるようになっていると、
マウンティングの際の興奮を
抑えることに役立ちます。

また、他の方法として、
他の犬にマウンティングをしそうに
なった時やした場合、

リードを引っ張るなどをすると、
「嫌な思いをする」
と、愛犬に対してストレートに
認識させることができるので有効です。

が、この方法は、
ドッグランなどのリードを使わない
場面ではできないので、やはり指示を
覚えさせる方が早いかもしれませんね。

③かまってほしくて
 マウンティングする
場合の
 しつけ方法
   
この場合、徹底的に無視をするのが一番。

例えば足にしていたら、振りほどいて
立ち去るなどします。

かわいそうな気もしますが、
「マウンティングをすると人が嫌がる」
と思わせることが大切です。

 

犬のマウンティングは、犬にとっては
当たり前の本能的な行動なのですが、
それによるトラブルは避けたい
ところですね。

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