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犬の災害対策として何が必要?避難所のペット可否の確認も

この記事を読むのに必要な時間は約 7 分です。

犬の災害対策として何が必要?避難所のペット可否の確認も

いつどこでどんなことが起きるのか
わからない災害。

昨今、さまざまなタイプの災害が
多くなっています。

大事な家族の一員である愛犬の命と
安全を守るために、
飼い主はどのような対策をとったら
いいのでしょうか?

この記事では、
次のことに重点を置いてお伝えします。

・犬との同行避難は必須
・犬の避難場所確認を!
・犬の防災グッズにはどういう
ものがある?

ここから詳しく解説していきます。

犬との同行避難は必須

環境省は、

『災害時、ペットの安全を守るのは
 飼い主の責任』

としています。

「そんなこと、言われるまでもないよ」
と思われるかもしれません。

でも現に、
短時間で戻るつもりで愛犬を残して
家を出たが、長期不在となって
餓死させてしまったり、

犬が、家具やがれきなどの下敷きに
なって亡くなってしまう、

パニックになって飛び出し
行方不明になる、
といった事案が多数発生しているんです。

災害時には、極力愛犬と一緒に避難を
しましょう。

犬の避難場所確認を!

愛犬と一緒に避難ができる場所、
もしくは愛犬だけを避難させられる
場所の確保が必要となります。

各自治体に避難場所が必ずありますよね?

そこは愛犬の同伴が可能なのか、
や同伴がだめな場合、動物の保護場所が
近くにあるのか確認しましょう。

ホームページで避難場所の所在地を
調べることができると思いますが、
電話番号が記載されており、
問い合わせができるようになっています。

もし同伴ができなくても、
保護場所がすぐ近くにあるなら
いいのですが、そうじゃない場合は
保護場所を探さなければなりません。

災害対策として、無料で一時的に
預けられる動物病院やペットショップも
ありますので、かかりつけの動物病院や

行きつけのペットショップなどに
聞いておきましょう。

犬の防災グッズには
どういうものがある?

災害に巻き込まれてしまった愛犬の命や
安全を守るため、準備しておいた方が
よい防災グッズをご紹介します。

防災セットとして、
普段から用意しておきましょう。

①ペット用非常食

水分多めの、開封するだけですぐ
食べられるものがいいです。

それと、不安や恐怖、混乱といった
ストレスを受けるため、
消化に良いものを選びましょう。

普段食べているフードとあまりにも
成分や仕様が違うものは避けた方が
いいです。

もちろん、後日にでも、
家にある普段食べていたフードや
水を取りに行ける場合は、
それを与えるようにします。

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②折りたたみの器、
 または深めの紙皿

ご飯を食べる際や水を飲む時には容器が
必要ですよね?

そのまま普段使っている器を入れるのは、
荷物がかさばるので、折りたたみの器を
おすすめします。

ただ、ほとんどの災害では
断水トラブルが多く発生するため、
節水をしなければならなかったりします。

ですので、100均でも購入出来る深めの
紙皿も用意しておくと、洗わずに
捨てることができるので便利ですよ!

③ウェットティッシュ
 (パラベン・アルコールフリーのもの)

水が使えない時に容器を拭いたり、
他にもさまざまなシーンで使える
便利グッズなので、
用意しておくと重宝しますよ。

④犬用ライフジャケット

水害が起きた場合、犬は泳ぐことも
できますが、ライフジャケットを
着けさせるとより安全性が増します。

⑤クレート

落下物からの保護、避難の時に
役立ちます。

このようなイザというときに、
号令をかけるとすぐクレートに入れる
ようにするためにも、

普段からクレート訓練をしておくことを
おすすめします。

⑥首輪・リード・ハーネス

パニックになって急に走り出すことも
十分考えられます。

安全確保や迷子になることを防ぐ
ためにもこれらは必ず用意しましょう。

できれば、一つだけでなく予備の用意も
しておいた方がいいですね。

⑦普段飲んでいる薬

病気があり、普段飲んでいる薬がある
場合、無いとなると命に関わることにも
なりかねません。

防災グッズで用意するものの中に
必ず入れておきましょう。

⑧ペットシーツとうんちの袋

いろいろな人が同じ避難所に
集まっています。

衛生面を守るためにも、
排泄はペットシーツでさせるようにして、
うんちをした場合は、入れて捨てられる
袋を用意しておきましょう。

⑨おもちゃ

犬もストレスを抱えることになります。

ストレス解消のために、普段よく遊んで
いるおもちゃを用意しておきましょう。

⑩毛布やタオル

犬が怯えている時や寒いとき、
ケガをしたときに使えます。

できるだけたくさん用意して
おきましょう。

⑪エマージェンシーカードや
 レスキューステッカー

犬の ‘エマージェンシーカード’ とは、
犬の名前や飼い主の名前と住所、
緊急連絡先などを記載したカードのこと。

このカードを携帯しておくことで、
飼い主さんに万が一のことがあった場合、
周りの人に犬がいることを知らせて
愛犬を守ることができます。

‘レスキューステッカー’ は、
留守番中の愛犬を守るためのステッカー。

玄関やポストなどに目立つように
貼っておきましょう。

飼い主さんが留守の時や万が一の時、
近くにいない場合などに愛犬を
救助してほしいという意思表示を
することができます。

今回の記事、犬の災害対策に関しての
ポイントです。

・愛犬と飼い主の命を守るためには
 できる限り同行避難をする

・避難場所に愛犬が同伴できるのか、
 またはできない場合、一時的に
 預けられる場所があるのかを
 事前に確認しておく

・命や安全のための愛犬の防災グッズを
 調べて必要なら準備しておく

家族で防災グッズの準備をするときは、
愛犬などペットの防災グッズや
対策なども調べて一緒に準備して
おきたいものですね!

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