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犬を触らせたくない。うまく断るにはどうしたらいい?

この記事を読むのに必要な時間は約 8 分です。

犬を触らせたくない。うまく断るには?

愛犬を勝手に触られて困っている
という方は、少なくないのでは
ないでしょうか。

特に散歩中に多いケースですね。

今回は、愛犬を触らせたくない
飼い主さんがとる対策として、

▶犬を触ってくる人の心理
▶愛犬を触らせたくない飼い主さんの
 心理
▶触られる犬の心理

と、それを踏まえた上での次の3つの
上手な断り方をご紹介します。

①「ごめんなさい、犬が人に慣れて
  いなくて噛むことがあるので」

②「ごめんなさい、犬が臆病で
  人を怖がってしまうので」

③「ごめんなさい、今けがをしている
 (病気をしている)ので」

それでは、ここから解説していきます!

触ってくる人・飼い主・犬
それぞれの心理

▶犬を触ってくる人の心理

・ただかわいいと思っている

・子供に動物を触らせたい

・家にない刺激を外で感じさせて
 あげたい

・(特に犬を飼っていない人は)
 飼い主や犬が感じているストレスに
 気づいていない

散歩中の犬に勝手に触ってしまう方の
多くは、犬を飼ったことがない人が
ほとんど。

ですので、飼い主さんの気持ちや
犬のことがわからないかもしれません。

触ってしまう方も悪気はないけど、

「別に触るくらいいいでしょう」

と思っていて、愛犬を触らせたくない
飼い主さんとは感覚のギャップが大きい
ことが問題なのかもしれませんね。

私の経験上、お年寄りの方に触ってくる
傾向が多くみられます。

昔は、人と人との距離が近かったために
生まれるジェネレーションギャップと
いえるかもしれませんね。

▶愛犬を触らせたくない
 飼い主さんの心理

・何かの間違いで噛んでしまったら困る

・小さい子供だとなおさら責任重大

・自分の犬は臆病なので、触られたら
 (特に嫌な部分だった場合は)
 驚いてしまう

・せめて触る前に一言あっても
 いいと思う

・同じマンションの住人や近所の
 知り合いの人だと断りづらい

・乱暴な触り方をしたらどうしようと
 不安になる

・持ち上げられたらと不安になる

飼い主さん側としては、自分の飼って
いる犬が普段噛まない犬でも動物である
ことには変わりがなく、

突発的に何か起きてしまった時に
責任を取れないので触らせたくないと
思っているケースが多いようですね。

突然犬に触ってくる人にも多いため、
一言でもあれば犬の触ってもいい箇所を
前もって言えるのに、という方も。

また、同じマンションの住人や近所の
知り合いの人となると断りづらく、

角が立たないようにするには、
どう言ったらいいかわからない方も
少なくないのではないでしょうか。

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▶触られる犬の心理

・知らない人や気を許していない人に
 触られたくない。

・怖がりで、人が苦手な内向的な犬は、
 特に知らない人から触られると
 ストレスを強く感じる。

ほとんどの犬が、気を許している人に
触られるのは大歓迎でも、
見ず知らずの人に突然触られるのは、
とてもストレスになるよう。

愛犬のためにも、しっかり断れるのが
望ましいですね。

ただ、犬を触ろうとする人は、単純に
かわいいからという場合が多く、
犬を触ることに対してプラスのイメージ
しか持ち合わせていないことが
ほとんどなのです。

ですので、犬を触ろうとしてくる人には
次のような伝え方をすると悪い印象を
与えることなく断ることができますよ。

①「ごめんなさい、犬が人に
  慣れていなくて
  
噛むことがあるので」

‘犬が噛むかもしれない’ということを
伝え、
「触れさせてあげたいけれど
 何かあると困るから」
という飼い主さんの気遣いが
伝わるように断りましょう。

この断り方の良いところは、
断った相手がご近所さんなどだった場合、
後日また会ったときには、既に

「この犬は触ってはいけないのだ」

とわかってくれているため、会うたびに
何度も断る必要がないという点ですね。

②「ごめんなさい、犬が臆病で
  人を
怖がってしまうので」

この断り方のポイントは、
「犬が怖がるのは、決してあなたの
 せいではない、あなたに限らず
 怖がってしまうのです」
と伝えられるということ。

これだと、悪い印象をつけることなく
断ることができますね。

ただ、この断り方は、犬が尻尾を振って
その人に近づいていってしまうと
使うことができませんので、

抱っこなどをして犬が近づいていかない
ようにすることをおすすめします。

③「ごめんなさい、
  
今けがをしている
  
(病気をしている)ので」

犬にけがや病気があるので、触らない
ようにという断り方です。

ただし、この断り方だと相手の人が
ご近所さんなどの場合、後日会ったとき
「まだ治らないの?」
と思われる可能性があるので、一時的な
断り方にした方が無難かもしれませんね。

こちらの断り方のポイントは、触ろうと
する人に負があるのではなく、
犬に原因があることを、不快感を与えない
適切な言葉で伝える、ということ。

何でもそうですが、 ‘言い方’ ですよね。

間違っても、飼い主さんの
「触らせたくない」
という気持ちを悟られてはいけません。

そうすれば、散歩などで頻繁に会う
ご近所さんとの付き合いも
円滑にいくのではないでしょうか。

逆に、どこかの公園などで一時的に
出会うような人であれば、けがや病気、
ノミの治療をしているなどの理由を
つけて断ることが賢明ですね。

愛犬を触らせたくない飼い主さんは、
ぜひ参考にしてみてくださいね!


{あとがき}

わが家には、たった一度の夫からの
体罰で、噛む犬へと変貌した
‘ほたる’というワンコがいました。

(飼い主バカですが)見た目が
可愛いからか、すれ違う人に
「触っていいですか?」
と言われる毎日の散歩。

でも噛む犬にしてしまったため
触らせたくない私の第一声は、

毎回毎回

「ごめんなさい、噛むので…」

でした。

ほたるが亡くなった後、この不甲斐ない
飼い主が自責の念に駆られ、重症の
ペットロスに陥ったのは言うまでも
ありません。

あなたは、ワンちゃんを噛む犬に絶対
しないでください。

もし噛む犬にしてしまったら、一刻も
早くしつけ直しのアクションを起こして
あげてください。

あなたには、わが家のようなケースに
なってほしくありませんから。

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