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犬のしつけにはメリハリが必要!ほめると叱るの具体的な方法

この記事を読むのに必要な時間は約 7 分です。

犬のしつけにはメリハリが必要!ほめると叱るの具体的な方法

犬のしつけは、
メリハリをつける必要があります。

その理由は、
きちんと理解してもらうため。

中途半端な感じだと、
ほめられているのか叱られているのか
分からないため、
犬は混乱してしまうんですね。

なので、良いことと悪いことが
はっきりわかるように、
メリハリをつけたしつけが効果的です。

ではどのようにしつけると
効果的なのでしょうか?

ほめ方は次のようにしましょう。
①嬉しそうな素振りを見せる
②大きめの高い声でほめる
③ボディーランゲージを大きくする

そして、叱る時はこのようにします。
①冷静に叱る
②無視する
③低い声で叱る

これから愛犬のしつけを始める方や
しつけを見直したい方はぜひご参考に!

ほめる・叱るのタイミングなども併せて
ここから解説していきます。

こういうほめ方が効果的!

ほめる時は、テンションを上げて
オーバーリアクションで!

まずは以下3つのようにやって
みましょう。

①嬉しそうな素振りを見せる

撫でるだけでなく抱きついたり、
抱っこできる大きさなら抱っこをして
抱きしめてあげるくらいがちょうどいい。

もしそれで愛犬のほうも喜んで走り
だしたりクルクル回る感じになったら、
そのテンションに乗っかって
喜びあいましょう!

犬はご主人様が喜ぶ姿が大好きなので、
できたときの喜んだ姿を見せると
「これをすれば喜んでくれる!」
と学習しきちんとするようになるんです。

②大きめの高い声でほめる

これでもか!というくらい、
高く大きな声でほめましょう。

犬は、人の表情や動き、
声が低い高いから、どうすればいいかの
判断材料の一つにしているからです。

高すぎるくらいの声色と大きめの声量で
ほめることがベストなので意識して
みましょう。

③ボディーランゲージを
 大きくする

先ほどの嬉しそうな素振りや声も含めて、
体の身振り手振りを大きくします。

言葉が違う外国人に何かを何とか
伝えようとする時、

無意識にボディーランゲージを
たくさん使ったり大きくしたり
するのと同じかと。

犬も人の言葉の意味はわかりません。

別にお手ができたからと言って、
その意味を理解しているというより、

「この言葉を言った時に
 この行動をしたらほめてもらえたな、
 喜んでくれたな」

というような解釈をしてできるように
なるんです。

私たちも、犬が吠えても
何を言っているのかわかりませんよね?

でも、喜んでいることや
怒っていることがどこからわかるのか
というと、

しっぽの動きだったり
クルクル回りながらついてきたり
牙をむいて吠えたり、というような
様子から読み取ることができます。

お互い言葉がわからない同士、素振りや
行動で伝える必要があるんですね。

叱り方はこのように!

では、今度は具体的な叱り方です。

ほめる時とは真逆で、
‘笑顔は見せず静かな感じで’ が鉄則。

以下の3つを、
落ち着いた状態で実践しましょう。

①冷静に叱る

飼い主が叱ろうとして興奮した様子を
見せると、勘違いをして

「反応してくれた!」

「構ってくれた!」

と犬に思われることがあります。

とても腹が立つこともあるかも
しれませんが、怒っていることを伝える
ためだと思って冷静に叱りましょう。

②無視する

これも構ってくれたと
思われないようにするための方法。

どのような場面で使うかというと、
手や足を噛まれた時など、
犬が遊んでもらっていると
勘違いしてしまうような時に使います。

犬は、手や足を獲物に見立てて
噛みついたり、犬の習性によっては、
動くものに敏感ゆえに噛みつくことも。

その時はすっと手や足を口から外し、
犬をその場に残して去ります。

すると、

「噛むとどこかに行ってしまう」

「構ってもらえない」

ということを学習することで
噛み癖が改善されていくのがねらいです。

③低い声で叱る

前述したように、犬は声の高さでも
良し悪しを判断しています。

もし低い声を出して叱った時に、

・しっぽが下がる
・後ろ足の間に入れる
・目を合わせない
・背を丸める
・耳が後ろに下がる
・上目遣いになる

といった状態が見られれば、
叱られたことを理解している証拠です。

‘ほめる’‘叱る’の
タイミングも重要

▶ほめる時のタイミング

ほめるタイミングは、
指示を出した時、きちんと指示通りの
動きを完了させた瞬間です。

「スワレ」の指示をして座った瞬間や、
「オテ」を指示して手を乗せた瞬間
というように。

注意することは、
‘できない時は絶対ほめない’
ということです。

ごほうびもあげてはいけません。

▶叱る時のタイミング

叱る時のタイミングは、
‘リアルタイムで’ が原則。

よくやりがちなNGのタイミングは、
家に帰ってきたら部屋が荒れていて、
犬自体は行動を止めているのに
叱ることです。

犬は、過去にしたことを叱られても、
どうして叱られているのかが
わからないんです。

なので、いけないことをしている
その時に叱ることが鉄則。

ただ、犬のしつけにメリハリが
必要とはいっても体罰は絶対いけません。

たとえその行為が
たった一度だけだったとしても、
ワンコの受けた心の傷は半端ないんです。

そのトラウマは一生消えることなく、
ワンコはもちろん、
飼い主をも不幸にしてしまいます。

以前うちで飼っていたほたるが
そうだったように。

あんな昔の犬のしつけは
通用しないんですよ、今の時代。

でも、もう後の祭りです。

これから犬を飼う方やしつけ直しを
する方は、ぜひ今回の記事を参考にして、
ポイントを押さえながら
やってみてください!

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