スポンサーリンク

犬のしつけにおやつを使うときの効果的なタイミングやコツ

この記事を読むのに必要な時間は約 6 分です。

犬のしつけにおやつを使うときの効果的なタイミングやコツ

犬のしつけに、おやつは効果がある
といった意見と効果がないといった
意見がよく対立していますが、
本当のところはどうなのでしょうか?

結論から言うと、犬のしつけに
おやつを使うのは効果があるんです。

犬は単純ですが賢い動物なので、
ごほうびをもらうことで、
自分が取った行動が自分にとって
得するのか損するのかを考えるんですね。

「これをすると、ほめられたり
 喜ばれたりしておやつがもらえるな」

と覚え自然と悪い行動はしなくなるもの。

そもそも、おやつはただの
ごほうびではなく、犬が、

「正しい行動=良いことである」

という認識を持つための手段なんです。

また、おやつに頼りすぎても、
指示と正しい行動を結びつけることが
できなくなってしまいます。

なので、おやつの使い方で
良い方向にも悪い方向にもいく可能性が。

しつけにおやつを使うときは、

①効果的なタイミング
②逆効果なタイミング

と、ちょっとしたコツがあります。

しつけにおすすめのおやつのご紹介も
併せてここから解説していきます。

おやつは使い方を間違えると
逆効果

おやつをしつけに使うと効果があると
前述しましたが、使い方(タイミング)を
間違えると効果はなくなり、
しつけを失敗する原因にもなります。

①効果的なタイミング

おやつをあげる時ときは、
指示を出してきちんと指示通りの動きを
完了させた瞬間にあげます。

例えば「オスワリ」を指示して
座った瞬間や、

「オテ」と指示して
手を乗せた瞬間といった具合です。

微妙で悩む場合は、あげない方が
犬も混乱せずに済むので、

‘完璧にできたときだけあげる’
というように、タイミングは一つに
絞っておいた方が良いでしょう。

②逆効果なタイミング

きちんとできていないのに
おやつをあげると、

「できていなくてもいいんだ」

と勘違いしてしまい、逆効果に。

なので、本当にできたときだけ
おやつをあげるようにしましょう。

どれだけ愛犬がかわいくても、
おねだりしてきても誘惑されず、
しつけのためにここはグッと我慢して
くださいね。

犬のしつけにおやつを
使うときのコツは?

最終的に、おやつがなくても
続けてくれるためのコツなので、
ぜひ実践してほしいですね。

ポイントは、
‘条件反射にならないようにする’ こと。

犬が条件反射を起こしてしまうと、
指示を出す前におやつがもらえると思い、
落ち着きがなく、しつけに集中できなく
なってしまうんですね。

指示のコマンド(オスワリやオテなど)を
なんでもかんでもやって、
おやつを待っているのでは、

正しい行動とおやつの結びつけも
難しくなってしまいます。

なので、
条件反射にならないようにすることは、
ごほうびにおやつをあげるしつけでは
大切なことなんです。

そこで、条件反射にならないための
コツをご紹介しますね。

①ごほうびを徐々におやつから
 違うものに変える

段々と成功率が上がってきたら、
ごほうびをおやつから撫でるだけに
したり、

クリッカーを使うといった方法に
変えると、おやつをもらえなくても
できるようになっていきます。

クリッカーとは、
トレーニングアイテムのひとつで、
指で押すと音が鳴ります。

最初は、音を鳴らすと同時に
おやつをあげて、クリッカーの音と
正しい行動を結びつけさせます。

徐々におやつの回数を減らして、
最終的にはクリッカーだけで
満足するようになるのを目標にして
やっていきましょう。

②成功率が上がったら
 おやつはしつけ終了後にする

クリッカーの音だけでも満足するように
なると、しつけではおやつが
いらなくなっていると思います。

そこまでの最終段階に入ったら、
おやつのタイミングとしては、
しつけが終わった後に、お疲れ様の
ごほうびとしてあげるのが理想ですね。

しつけ中に、おやつがなくても
できるようになったらしつけは成功。

犬のしつけに使うおやつは
何が良い?

しつけをする時のおやつは、
ドッグフードやボーロなどがおすすめ。

お腹がいっぱいにならないもの、
太りにくいものを使うようにしましょう。

お腹がいっぱいになってしまうと
ご飯をきちんと食べなくなりますし、
太ってしまうと、健康上良くないです。

(以前うちで飼っていた、ほたるという
ワンコを太らせてしまったことを
 今でも後悔しています)

今回の記事のポイントです。

・犬のしつけに、おやつを使うときの
 効果的なタイミングは、きちんと
 指示通りの動きを完了させた瞬間

・条件反射にならないようにするのが、
 おやつを使うしつけのコツ

タイミングや段階ごとに、

おやつをあげることをやめる、
違うものに変える、
徐々に回数を減らす、

というポイントを抑えてしつけを
成功させましょう!

タイトルとURLをコピーしました